矢倉の弱点や崩し方も金澤敏明の解説をもとに考察してみよう。

矢倉が好きな金井のポイント解説と金澤のフォロー解説

 

金澤敏明が「矢倉で心がけてきたこと」とは?

 

金井管史氏は矢倉が大好きだと語った。なぜなら相手が雁木できても矢倉に組むかららしい。
彼曰く「相手の形によって変化はあるが、矢倉のほうが保険が利く」のだと語っていた。

 

援護するように金澤敏明が「矢倉で心がけていること」を解説してくれた。

 

あくまで持論であると前置きして言ったのは、

 

・オフェンス用の駒を有効に活用することが前提。
飛車、角、そして右の銀と桂馬を上手に活かさずして、勝利はないのだとか。
場合によっては、右の香車も巧みに活かすのだそうだ。

 

・特に角を巧みに利用することも大事らしい。

 

・対戦相手に先に攻められたとしても、一方的に受け身に回らず、応戦の陣形を作っておく

 

敵の玉頭や端に絢をつけて、相手の攻めで駒が手に入った瞬間に寄せる。
これには経験も必要なのだとか。

 

最初が肝心な矢倉▲3七銀戦術について

 

先手が矢倉で▲3七銀と指した局面の解説があった。
いわゆる飛先不突矢倉で、現在の矢倉の主流の形だ。
(※▲3七銀戦法を採るのであれば、特にアマチュアのレベルでは、差ほど差はないらしいが気になったので後日調べてみようと思った。)

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